りんかい日記

"うまくやる"ための試行錯誤

春のドライブ

上司に誘われて、物流倉庫の見学に行った。レンタカーを借りて、首都高に乗って1時間弱。運転手は僕で、同乗するのは僕のボスと他部署のマネジャー。

車に乗り込むなり、2人は熱心にメッセンジャーアプリで返信を始めた。管理職になると、直接のメンションではなくても、大量の情報が流れてくるのだろう。羨ましいとは思わないが、2-3日、誰からも連絡が来ない日もある今の僕との差はどこにあるのだろう、とは思う。

東京に来て4年が経とうとしているけれど、首都高は数えるほどしか乗ったことがない。右からも左からも合流があって、分岐が連続して、なのに車両が多くて車線変更しづらくて、急カーブの多い首都高は、本当に緊張する。今日も1回合流をしくじって、分岐の直前で割り込みをさせてもらった。

浜町を過ぎたあたりから運転もだいぶ楽になり、隅田川沿いを順調に北上していく。昨日に続いて今日もいい天気で、空がひらけた川沿いの道はドライブに向いている。快調に車を流すのは気分がいい。暮らしに余裕ができたら車を持ちたいな、とも思う。買える見込みもないけれど、JeepのRenegadeを密かに狙っている。

ボスとマネジャーは相変わらずメッセンジャーアプリと格闘している。僕は運転を満喫している。仕事忙しいですか、と聞くと、まあね、人手が足りなくてね、カツカツの人数で回しているよと、助手席から声がする。

あなたの横で運転をしている直属の部下は、今日は運転しか仕事がないんですよ、と返すのは×。プレイングマネジャーは大変ですね、と返すのは、おそらく○。仕事を頼みたい相手だったら、相手が忙しかろうともダメもとで声かけはしてみるものだ。声がかからない時点で勝負は決しているから、僕はただただ、安全運転に気を付ける。