りんかい日記

"うまくやる"ための試行錯誤

遅々として進まないもどかしさ

チームのメンバーとzwift練をして、TACの講義動画を見て、基本情報処理技術者(FE)試験の勉強をして、夕飯を準備して、ボランティアで手伝っているNPOの事務仕事を捌いた。やったことを羅列すると進捗があったかのように見えるが、内実はボロボロだ。2か月近く練習をサボっていたので自転車ローラーも全然出力がないし、TACの動画は集中力が続かず、FEの問題は半分以上間違え、NPOの事務仕事も想定以上に手続きが厄介で、ほとんどが仕掛品になってしまった。

改善に向かって足を踏み出した直後が一番しんどい。トレーニングをしても体はついてこないし、勉強してもさっぱり解けない。事務仕事も着手方針が見えずに、的外れな草稿とネット検索の結果ばかりが積みあがる。すぐにでも放り投げてしまいたい、カーペットの上で猫を撫でて過ごしたい、自分が苦じゃない作業(料理するとか、仕事するとか)に逃げ込みたい等々、逃げることばかり考えてしまう。

けれど、これをある程度続けると、どこかのタイミングで突然パッと視界が開けるような瞬間がやってくる。コツをつかんだ瞬間だ。こうなれば後は、投入時間と比例するように理解もスコアも向上するし、取り組んでいても苦しさはほぼ消えている。それが分かっているから、今は我慢して取り組んだほうがいい、と自分に言い聞かせられている。

もちろん、だからといって今この瞬間に抱えているつらさが解消されるわけではない。相変わらず解けない問題は多いし、フィジカルが強くなったわけでもない。今のつらさは今のものとしてあり、つらさ(解けなくてつらい)・疑念(これだけ勉強して落ちたらどうしよう)・虚しさ(これだけ工数を投じて何になるっていうんだ)は始終、僕の胸の内を渦巻いている。ただ、それでも取り組むしか途はないんだけど。